2013年2月6日水曜日

6年目2017-18シーズン CL準々決勝 コパ・デル・レイ決勝


CL ペスカーラ PSGに続きバイエルンも・・・

CLノックアウトラウンド初戦で前回準優勝のPSGを破ったペスカーラは、準々決勝でバイエルン・ミュンヘンと対戦、グループリーグでブンデスの王者レバークーゼンに連勝したのだから勝ってもおかしくないが、やはりビッグクラブのバイエルンは選手層が違った。一方のペスカーラは選手の9割をアーセナルの若手レンタル選手で構成している。

初戦第1戦ホームはCBのLincolnのセットプレイからのヘッドで得点し、それなりの内容で1-0で勝利を収めた。

バイエルンの選手層


問題の第2戦のアウェイでは、1点をとることだけを考えた。2-1で勝ってもバイエルンは敗退なので、こちらが1点をもぎ取ることで向こうは3点とる必要があるからだ。ということで、キックオフからカード覚悟で珍しく攻撃的に展開した。
先制点はバイエルン。10分に韓国代表ソン・フンミンの目の覚めるゴールで簡単にリードを奪われた。しかしその5分後、第1戦と同様にセットプレイからもう一人のCBの18歳 Fillipo Orlandiが見事にヘディングを決め同点に持ち込んだ。
ここからバイエルンの猛攻が始まり後半58分に再びソン・フンミンがゴールネットを揺らした。もう一点とられれば負け、とられなければ勝ちである。こちらがもう1点とることは考えにくいようなゲーム内容だった。幸い絶好調ソン・フンミンが2点目を決める前に軽傷を負っていたので、悪いがガンガン削った。
そしてペスカーラほぼ勝ちを手中にした90分を過ぎに痛恨のPKを与えてしまう。

シュバインツタイガー 痛恨のPKミス
決めれば勝ち、外せば負けのPKをバイエルンのいわゆるシュバインツタイガーがなんと失敗。ペスカーラが耐えて耐えてPSG戦に続いてアウェイゴール差でバイエルンを撃破。4強に進出した。

MoMは事実上の決勝点を上げたワンダーボーイ Fillippo Orlandi
ホクホク。あれSemi Finalへの進出の間違いだけど・・
準決はマンU!

ちなみに親クラブ(1軍)アーセナルの準々決勝の相手はマンチェスターCで、アウェイ・ホームを1-0、3-0と連勝し余裕の準決進出。



コパ・デル・レイ決勝 エルクレスCF VS バルセロナ
1部と2部の王者が激突

こちらは1部昇格を目指しているスペイン2部のエルクレスCF。こちらもペスカーラ同様、全選手の9割をアーセナルからレンタルで借りていて、アーセナル、ペスカーラを1軍、2軍とすると3軍の扱いのクラブである。

スペインのカップ戦コパ・デル・レイでスペイン1部所属のクラブを次々と撃破し、準決ではバレンシアをも破ったエルクレスは決勝はバルセロナと激突。
バルセロナはCLのグループ予選では姉妹クラブであるペスカーラに対し1勝1分

うん、もはや頑張りすぎた

なんかこのままいけるんじゃないかという期待をよそに、開始直後から劣勢に立たされる。メッシとネイマールの大活躍もあり前半だけで0-3。これまで続いてきたミラクルは起こらず、勝負あり。
後半は1点返すもネイマールのハットトリックとなるゴールで1-4。やはりバルサは強かった。来季プリメーラ・ディビシオンで借りを返したい。

MoMはハットトリックのネイマール


ペスカーラの凡才 Tommy Brown が爆発
セリエAのリーグ戦も終盤にさしかかり、好調を維持しているペスカーラでひときわ目立っているのがエースでカメルーン代表のFabrice Olingaの影に隠れていた、凡才Tommy Brownである。CL 対PSGの第2戦で2ゴールをあげMoMにも選ばれたTommy Brownはリーグでも好調でFabrice Onlingaの代わりに出場した際は必ずと言っていいほどゴールを決めてくれる。
終盤アウェイでの対チェゼーナ戦では5得点の大爆発をみせ様々な記録を塗り替えた。
そして35節を終え、いつのまにかリーグ戦25得点で、ナポリのエディンソン・カバーニらと並んで得点王ランキングトップタイになっていた。


採点は10点満点!













ペスカーラ エースFabrice Olingaとの比較
同じくアーセナルからレンタル中のエースFabrice Olingaの能力値と戦績を比較してみた。
能力は空中能力を除くとやはりFabrice Olingaの方が少し上であり、Tommy Brownの方が何よりPAが☆2つ程少ない。
空中能力以外で強いて言えば、Tommy Brownの方が圧倒的に怪我が少ない。



能力値とは裏腹に今季の成績には明らかな差が・・・


ちなみにネイマールとメッシ
ストライカーとしての出場数だけではなく、全体の出場数も少ないTommy Brownの成績の方が圧倒的に高い。セリエA、CLで活躍して得点を重ねることで、ロシアW杯でもイングランド代表に初招集の呼び声も高い。
潜在能力評価がどこまで覆されるか楽しみな存在である。

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